コツを身につけましょう



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起承転結(文章の組立)

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考える順番でいえば、真っ先に転が最初です。 つまり、転起承結という順に考えるのです。 転を思いついたら、あとは起承を無理にでもくっつけます。 結は最後、 無理やり考えて大丈夫です。 文章を書こうとして、転を思いついたら、実は起承もできているものなのです。

イソップ物語でも、結の部分に「だから何々してはいけません」という文章が必ずといっていいほどつきます。  でもそこが面白いわけではなく、「太陽のほうが旅人のマントを脱がせました」といった転にエネルギーを注いでいるし、そこに面白さがあります。

面白いと思う文章には、長短かかわらず、かならず起承転結があります。  読む際、どこが転なのかという一点を見極められるかどうかがポイントになります。  転を見極めながら文章を読んでいくと、作家の手法が見えてきます。

芥川龍之介も、夏目漱石の手法も見えてきます。 そうなると、今度は自分が書くときに、 何を転にすればよいのかという勘所がわかるようになってきます。

ヒント

何だか難しいと感じましたか? 次のようにやってみると意外と簡単です。

自分の経験や人に聞いた話から「へぇ!!」と膝を打つネタを探します。  その「へぇ!!」こそが「転」です。 「転」を書きたいことの中心にすえて、あとから「起」を考えます。 「承」で文の長さを調整して、 「結」でしめくくります。

そしてそれと関係づける事ができるようなテーマ後からくっつけるのです。

狭い落としどころに行き着くことを期待されつつ、 パターン化されたエピソードにならないことも期待されます。

  • テーマが与えられている場合 :1転 2結 3起 4承の順に考える。
  • テーマが与えられていない場合:1転 2起 3承 4結の順に考える。

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